町の面積は9.09平方キロメートルと兵庫県で最も小さく、その3割が海を埋め立てた人工島です。現在、これらの人工島では一般機械器具製造、化学工業を中心とする約60数社が操業し、その製造出荷額は県下でも上位にランクされています。また、商業は、近郊での大型店の進出により、厳しい環境となっています。一方、農業は米作中心で、宅地化が進むにつれ耕地面積は減少の一途をたどっています。
JR土山駅と山陽電鉄播磨町駅の2駅があり、神戸から40分、姫路から30分の位置にある交通至便な町でもあります。
JRの場合
山陽電鉄の場合
地元で取れたたこを7月から8月の強い日差しで天日干しし、乾燥させた干しだこは、火にあぶって食べてもよし、また地元ではご飯と一緒に炊き込む「たこめし」という郷土料理のひとつになっています。
たこめしの作り方(5~6人分)
材料
作り方
たこめしの作り方は、各家庭によって様々です。各家庭のおいしい味に仕上げてください。
干しだこは、7~9月にかけて播磨町漁業協同組合(播磨町古宮、Tel078-942-1912)で購入できます。
海面養殖により生産されるのり。色が黒くてつやがあり、品質的にも高い評価を受けています。健康食品としても好まれ、まきずし用に最適です。焼きのり、味つけのりも好評。
初摘みは毎年12月上旬ころ。
10月中旬から1月に最盛期を迎えるあなご漁。夕方から海に出て、仕掛けるはえ縄漁。年々漁獲高は減るものの、名人ともなると一度に400匹も釣ることも。
炭火でふっくら、タレをつけながら焼くと、香ばしい焼きあなごのできあがりです。香りも楽しいふるさとの味です。